2014年6月16日
冷泉山 龍宮寺 ~人魚伝説があるお寺~
みなさん、こんにちは!
6月ということで福岡も梅雨の時季。
雨が降ったりとジメジメした気候が続いていますが
先週の金曜日、博多の町をご紹介するのにふさわしく
久しぶりに晴れていいお天気だったので
会社近くにあります「冷泉山 龍宮寺(れいせんざん りゅうぐうじ)」を訪問しました。
このお寺は、鎌倉時代に人魚が捕えられ埋葬されたという伝説が残る
博多でも有名なお寺なんです。
【龍宮寺の人魚伝説とは?】
鎌倉時代のはじめ、貞王元年(1222年)に
漁師の網に147メートルとも伝えられる巨大な人魚がかかりました。
占いの博士安部大富(あべのおおとみ)に占わせると
「国家長久の瑞兆(ずいちょう)」というので人々は大喜び。
この人魚を浮御堂の地に手厚く葬りました。
そして「人魚は龍宮の使い」ということで
寺の名を龍宮寺と名付けたと言われています。
明治の頃まで、縁日にはこの人魚の骨をタライに入れて水を張り、
不老長寿、無病息災に霊験ある水として参拝者に飲ませていたそうです。
龍宮寺には今でも「人魚の骨」が残っています。
普段は一般公開されていませんが
特別拝観の日があり、その時だけは一般公開されるとのこと。
いつかお目にかかれる日が来るといいな~と思います。
博多の町に来られた際はぜひ一度お立ち寄りください!
福岡県福岡市博多区