2020年6月6日
崇福寺
皆様こんにちは。
まだまだ新型コロナウイルス感染の予断を許さない
状況が続いておりますが、いかがでお過ごしでしょうか。
私は在宅時間の機会に、録画していた
今期の大河ドラマを鑑賞しながら過ごしておりました。
今期の大河ドラマでも、主人公を後々討ち取る存在である
豊臣秀吉が登場していますが、豊臣秀吉の軍師といえば黒田官兵衛ですよね。
黒田家の菩提寺である崇福寺は、
境内の西北に接して所在する黒田家歴代の墓所となっています。
藩祖黒田官兵衛(如水)、初代長政、四代綱政、六代継高、
七代治之、九代斉隆とその一族、また直方藩主などを祭っています。
戦後に改葬工事が行われ、石塔は官兵衛(如水)、長政等の一部を除き
廃されましたが、それでもやはり壮大な墓所。
新たに黒田家本家分、直方家分等の合葬碑を建て、現在12基の石塔が並んでいます。
特に黒田官兵衛(如水)の石塔には、
景轍玄蘇と呼ばれる外交僧の撰文が刻まれており、建碑当初のものとしても貴重だそう。
戦国時代の歴史に関心がある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
写真提供:福岡市