2016年12月12日
海元寺(かいげんじ)
みなさん、こんにちは!
年の瀬も押し迫り、何かと忙しさを感じるこの頃ですが
元気にお過ごしでいらっしゃいますか?
さて、本日は博多区中呉服町にある「海元寺(かいげんじ)」をご紹介いたします。
「海元寺」には観音堂・閻魔堂という2つのお堂があり、
観音堂には観音様達が、閻魔堂には閻魔様を始め地獄の住人達が祀られています。
観音堂と閻魔堂
普段は格子越しにしか閻魔堂・観音堂を覗く事はできませんが、
毎年、初閻魔(1月16日)と閻魔大祭(8月16日)にこのお堂が開帳されます。
閻魔大祭の日は地獄の責め苦を描いた貴重な十王図が展示され、
参詣者はコンニャクをお供えします。
これは三途の川のそばにいる「奪衣姥(だつえば)」にお供えするもので
「奪衣姥」は博多では「こんにゃく婆さん」と呼び親しまれ、
お供えの功徳によって子どもの病気を治したり、
母乳の出をよくしたりしてくれるといわれています。
ご興味のある方は、年に2回しかないお堂開帳の際に
ぜひ足をお運びくださいませ^^
〒812-0035 福岡県福岡市博多区中呉服町10−5