2014年9月25日
東長寺
みなさん、こんにちは!
朝晩と少しずつ肌寒くなり、日ごとに秋の色が深まっておりますがいかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は会社近くにあり観光客で賑わう「東長寺」をご紹介します。
東長寺は空海(弘法大師)が日本で最初に創建したお寺と言われています。
弘法大師が創建したお寺としては日本で一番古い霊場で、
真言密教が東に長く伝わるようにと祈願されたそうです。
当初は海辺の地(現在の古門戸町付近)にありましたが、
永禄・天正の兵火に焼け荒廃していたところを
福岡藩二代藩主・黒田忠之によって現在地へと移ったとされています。
空海が唐での修行を終え、博多港に帰国した際、持ち帰った仏像・教本などを収める為に、
1軒の船宿を買い取り、その場所を寺にしたのが起源のようです。
敷地の中には、黒田家二代忠之公、三代光之公、八代治高公の墓所や、
【大きな墓石に圧倒されます】
福岡市の文化財にしてされている「六角堂」、
平成23年に完成した、全長26mの純木造総檜造りで美しい姿を見せる「五重塔」、
(九州では熊本玉名市「蓮華院誕生寺本院五重塔」に次いで2塔目)
さらに、国の重要文化財に指定されている「千手観音菩薩像」など
博多の町の観光名所として人気を博しています。
涼しく過ごしやすい今の時期に、機会があればぜひ足を運んでみてくださいね。